せ

ショーン・オブ・ザ・デッドのせのレビュー・感想・評価

3.6
ホットファズで
エドガーライトとサイモンペッグのタッグが好きなことに気づき、こちら再鑑賞。
まだコレ以外にホットファズしか観てないんだけどww


ホットファズと似たようなシーンがいっぱいあってあーホットファズはわざとコレを意識したシーン作ったのかなとか思った。柵とかパブとか。
あとは改めて音楽を(現代のものからクラッシックまで)効果的に、積極的に使うところが
エドガーライトとマークウェブって似ているなて思った。音楽オタクなんだろうな、知らんけど。音楽をうまく使ってシーンを印象深くできる監督大好き、記憶に残りやすいし高まるからね〜
エドガーライトの映像の小気味良さ、
ウェスアンダーソンとガイリッチーの間って感じがする。(でもウェスアンダーソンはもっと独特か)今回のだとちょっとスピード感ある計画シーンとか。ああいうの大好き
ああいう撮り方されると仮に内容つまんなくても映画っていいな、と思わせられるのでどう撮るかも大切なんだなと思いました。


可笑しさをベースにしつつ、
軽いグロさとドキドキを
同時にそこそこ楽しめる映画。

うーーーーむ。
でもなんか、
ホットファズの方が好きなんだよなぁ〜。ゾンビ好きなのに。
なんでだろう、いろいろ中途半端だし共感するところがないからかな、あともうちょいコメディの色強くていいかと思うそもそもコメディゾンビてのがむずいのか。



エドガーライトの作品て
コメディなんだけどちょっと怖いんですよね。お気楽のテンションのなかにゆっくりと近づく恐怖を感じさせる。
この作品だと序盤、インクで赤くなるショーンのポケットとかね。あれあまりにも不自然ですよね、現実の世界であそこまで赤ペンのインクが染みるか?てなりますよねぇ、普通日常にはない異常さが少しずつ拡大していくように、映画が進むにつれ彼のシャツの白いところが減っていく。
あと序盤の細かーい「フリ」「フラグ」を終盤の方ではしっかり綺麗に回収させるところも気持ちがいい。
今回で言うと
パブで投げ渡されるお気に入りの豚皮を食べるショーンのシーン。そして
後半で投げられる豚皮をキャッチして、
行方不明になっていたショーンのお出ましとか、、本当細かいけど好きなんだよね。笑笑
あ、このネタきたら、このセリフきたら
あいつ出てくるな、あれが起きるな
て言うのが「わかる」のが好きなんですよ
深刻なゾンビ映画ではなく
あくまでコメディのゆるゆるゾンビ映画。
コメディらしく後味を悪くしないようにされているところが何よりも魅力。


ゾンビのために使っていいのを友人とゆっくりチョイスしながら片手間レコード攻撃とか、ゾンビの真似してればゾンビの中歩いてもバレへんやろていう安易さ(これが結構通用する世界なのがまた笑える。母に関しては真似してすらいないやん笑)
あとクイーンのDon't Stop Me Nowと共にリズミカルに一人のゾンビを複数人でただただ叩き「回る」シーン笑笑
急所知ってんのになぜそんな意味のないことをするのか本当に意味不明でおもろい。

慣れきってしまい、ゾンビを「飼う」までにいたってしまう結末にすることであーあくまで人を笑わせるコメディ映画なんだなぁ、とほんわかする。


(マーティンフリーマンがマジでちょっとだけ出てくるのも可笑しい。)
せ