千里

三大怪獣 地球最大の決戦の千里のレビュー・感想・評価

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)
2.8
「モスラ対ゴジラ」と「大空の怪獣ラドン」の続編。三大怪獣となっているが正確には地球の三大怪獣ゴジラ、ラドン、モスラが宇宙からやってきたキングギドラと戦うという内容。恐らくゴジラシリーズがそれまでのメッセージ性や深いテーマがあった作品から本格的にエンタメ路線になったのはこの作品からなんだろうなぁという作品。それまで悪役だったゴジラが味方側になったのは恐らく今回が初めて。前作「モスラ対ゴジラ」とメインのキャストが共通しているので同一人物かと思ったら全くの別人だったので驚いた。怪獣同士の対決がメインというエンタメ路線にも関わらず終盤まで怪獣同士の対決がなかったり、それまでのシリーズとの設定のずれなど構成やストーリー設定は雑な印象...。昭和シリーズ最大の悪役となるキングギドラが初めて登場する作品なので見所はそこかなぁ...いや、一番の見所は終盤の崖崩れのシーンだ間違いない。ああいう特撮とても好き。
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