わかまつ

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEのわかまつのレビュー・感想・評価

3.1
当たらなければどうということはない

「加速」って何度見てもかっこいい。
ギア2、トランザム、ライトスピード。一時的なパワーアップで「加速」するものに昔から惹かれてきました。徒競走が苦手だったからですかね

そんな加速が醍醐味のカブトはテレビシリーズは後追いなもののドツボを突かれて大好きな作品の一つです

なんですが
この劇場版はテンポが気になりあまり乗れず。
カブトの売りはさっぱりとしたデザイン、爆速の肉弾戦、キャラ像が確立した登場人物
だと思うのですが本作はストーリーと大げさなエモーショナル演出が足を引っ張っていたように感じました。
水嶋ヒロ、あんなにクールな役なのに感情を出すシーンだと途端にうそっぽくなってしまうのが勿体ない。。

でも収穫はありました
ヘラクス役の小林且弥さん、鈴木伸之のような清々しく気持ちのいいイケメンだなぁと気になり調べると
「凶悪」のピエール瀧さんの右腕役「イガラシ」ではありませんか。そりゃあカッコいいわけだ。

ドラゴンナイトの次にハリウッドリメイクがあれとすれば是非カブトでお願いしたいです。
そしてサッパリと豪快なカブトも見てみたい

<巨大隕石とその中から出現した「ワーム」によって荒廃した地球。ワームを駆除し平和を築こうとするZECTとその行き過ぎた理念に反旗を翻すNEO ZECT。その対立のど真ん中、酔狂な格好で「総てを司る」と名乗る男が現れる>
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