勿体ない勿体ない
幸せな気分を長く楽しみたいから新しい情報を入れたくないとき、とか、
澄ました顔でおしゃれランチしてるけど不意に「した後だよな」ってなる、とか、
普段気にも止めないそうそうあるある、の詰め合わせだった。
温かい日常のあるあるも痛々しい張り詰めたあるあるも脚本家・坂元裕二が愛される所以なのでしょうか。
あれ。冷静に「東京ラブストーリー」から今作まで若者の恋愛観鷲掴みにできるって、、どんな方なんだろう。とかも思った。
固有名詞でサブカル好きを刺激してくる感じも、あんだけ多用したら違和感ありそうなのに全弾ヒットするからすごい。
個人的に、『何者』がオールタイムベストな僕としては菅田将暉と有村架純って組み合わせでもうあかんかった。就活の話も出てくるしね。
そんな映画カルチャーの魅力ももう一度教えてもらえて、大満足の作品。
パンフも大盤振る舞いな内容だったので、在庫があれば是非!