この時代にこんなテンポのいい映画があったんだ!と驚き(懐かしの2本立てだったからか?笑)。息の詰まるご時世ですが笑えました。無責任というか口八丁で嘘みたいに何もかもうまくいく平均(たいらひとし)氏。なぜか女にもモテる。いやこの憎めずサッパリした感じは逆にモテるヤツですね。快男子という感じ。
聞いたことあるメロディが出てきますし、時代背景が分かってないと…ということもなく頭空っぽにして楽しめます。お座敷ステージ芸(見れば分かります笑)が別撮りなのが地味に笑える。ビアホールのジョッキが今の大ジョッキくらいある時代。新橋芸者さんや数寄屋橋交差点など、1960年代の日本の風景も面白いです。