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モンティ・パイソン/人生狂騒曲のtackyのレビュー・感想・評価

2.5
モンティ・パイソンは、TVシリーズの5分から10分のコントの集合体がやはりベストだと思っている。
ので、それまでの映画版は長いストーリーにもう一つ感があったが、この作品はチャプターによって細かい話に分割されており、それなりに楽しめた。

「サウスパーク」あたりと比べても、IQの高さが違うので、政治ネタや下ネタ、差別ネタなども、エグいのだけれど何故か軽やかである。

観るなら「吹替版」がおススメなのだが、吹替制作時点で、グレアム・チャップマン役の山田康男さんがお亡くなりになっていて、ジョン・グリーズ役の納谷悟朗さんも体調不良で、弟の納谷六郎さんに代わっていたのが残念でならない。
でも「お尻ぺんぺんボールペン」の広川太一郎さんや、青野武さんなどの変わらない声が聞けて、とても嬉しかった。

ただ、最後のチャプターのパイソンらしからぬ汚さには幻滅した。まるまるこのチャプター削除してもよかったと思う。そこでマイナス2点させてもらった。
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