2204年、人類は絶滅の危機に瀕していた。南極大陸で発掘された古代の隕石に潜む新種のバクテリアが、恐ろしい伝染病をもたらしたのだった。人類に残された道はただひとつ、タイムスリップで過去へ行き、隕石を爆破して歴史を変えること。フォスター(ドルフ・ラングレン)はこのミッションに参加して200年前の世界へと旅立つが、仲間の裏切りに遭い南極大陸に不時着。幸いにも隕石調査団によって助けられるが、次々に伝染病に侵され暴徒化する団員たちとの戦いが待っていたのだった。


肉弾アクションはほぼ無し。ウィルスに感染すると凶暴化するのに緊張感がなかった。タイムパラドックスは無視していいと思うがラストの強引なハッピーエンドは納得できない。

• #2017観賞ワン
• #時間SF

２２０４年に蔓延するウイルスをなくすため、２００４年にタイムスリップして、原因の隕石を爆破しようとする物語。

タイムスリップ、ウイルス恐怖、アクションと、ありそうでないジャンルを合わせたストーリーはなかなか面白い発想です。ただ、ラングレン以外のキャストが悪く、すぐにダレてしまうのが残念😓
ラングレンが１人で頑張っている印象でした。

キャストが揃わないのなら、いっそラングレン１人がもっと目立つようにして、他のシーンは削った方が面白くなったのではないでしょうか？

ということで、全体の出来栄えとしては今ひとつですが、ラングレン演じるフォスター（未来からタイムスリップした軍人）はとても素敵でした✨

• #ドルフ・ラングレン
• #Janeの2024年鑑賞映画

南極で発見された隕石に、殺人ウィルスが含まれていたため人類は滅亡の危機に陥っていた。フォスターはこの危機を回避するため、200年前へタイムスリップする。

B級マニアにはたまらない制作陣らしいですが、モッサリアクション&チープパニックで見どころが全く無い。タイトルバックから明らかに低予算映画です。
まず邦題にもある2204年から物語が始まるのですが、それはほんの少しだけで、大部分は過去へタイムスリップした2004年:現代が舞台。

ドルフ・ラングレン演じる主人公フォスターが特殊体質らしいのですが、話に全く絡んできません。それ以前に何者なのか詳細が分からない。
彼らがタイムスリップするための装置は何故か宇宙船で、その内装はおもちゃ以下の80年代でもありえない出来。
2004年に着いたところでクルーが反乱を起こすのですが、その理由も不明。
銃撃戦のSEがショボい上に、俳優の身のこなしが、子供に撃たれたフリをしてあげる大人にしか見えなくて、笑ってしまいます(笑)それが度々出るのでかなり辛い…
南極へ到着したフォスターも、人類滅亡がかかってるくせに呑気で、タイムスリップの言い訳も考えておらずしっかり説明もしません。
エクスペンダブルズなどに出演した、元キックボクサーのゲイリー・ダニエルズも活躍するかと思いきや、ちょっと殴られただけで弱気になるし、あっさり射殺されてしまいます。

少しネタバレですが、ラストは自分のツメの甘さからあっさり最終手段をとるし、その後、2004年以前にタイムスリップして事実を変えてしまうめちゃくちゃぶりで、もうどこが褒められるのか分かりません。
よほどラングレンが好きか、ショボい映画が好きな方には楽しめると思います(笑)