ノッチ

ゴーストシップのノッチのレビュー・感想・評価

ゴーストシップ(2002年製作の映画)
3.0
遭難した船ってお金になるらしく、そんなことを仕事にしてる主人公達は例の船に目をつける。

そこで次々とおかしなことが起きる。

そして一人一人・・・。

J・シルバーとロバート・ゼメキスが設立したホラー専門映画制作会社“ダーク・キャッスル・エンタテインメント”が放つVFXホラーサスペンス。

トレジャーハンターたちが行き着いた豪華客船は幽霊船だった。

クルーたちは無事脱出できるのか。

っていうストーリー。

とても微妙な作品。

期待していたホラーではなく、かと言って他のジャンルとしても当てはまらないかも。

つまらないわけじゃなく、面白い訳でもない。

オチもありがちだけど、この作品内では不思議な感覚。

なんか、語る部分があんまり無い作品。

しかし冒頭の殺戮シーンのインパクトが強烈。

リズミカルな音楽と衝撃映像が合っていて芸術的ですらある。

が、それだけの映画だった。

ストーリー的には面白みの無い映画です。

正直、「面白いしオススメです」とは言えない映画です。

多分、面白くないです。

っていうか、クソ映画だと思います。

まさに最近の映画『コクも味も無い、中身の無い映画』です。

しかし、少女が可愛かったです。

まぁとにもかくにも冒頭は良かった。

いきなりグロイ場面から始まるので、おおおおと思ったのだけど、舞台が現代になってからは、あまりぱっとしなかったのじゃないかと思います。

登場人物、多いのか少ないのかわからなくて、多分あらすじと脚本が、駄目なのかなぁとか思いながら見てました。

しかも、最後の方の真相を明かしたところではぁ?って感じになる。

あまり怖くは無いのでホラー苦手な人でも多分大丈夫。

それがいいのか悪いのかが評価の別れ目だと思いますが、自分的にはちょっと物足りなかったです。

ま、そんなことをウダウダ言ってもしょうがないので、話の細かい突っ込みどころはともかく、ビジュアル的な見せ場、デビッド・リンチを彷彿とさせるような魅惑的な歌姫、理性的な人物が狂気に陥る過程など、結構魅せてくれたと思います。
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