週末はミュージカル
今回は「ニュージーズ」
新聞社の横暴に立ち向かった新聞配達少年達の抗議ストライキを描く実話ベースのミュージカル。
17歳のクリスチャン・ベール扮するジャック・ケリーがマンハッタン区の少年達を取りまとめ他地区とも手を組みストライキへ突き進む流れに引き込まれた。
不当な扱いに断固抗議する正義感と助け合う友情が美しく脚色されシンプルな悪者退治が爽快な後味。
ただし、下手な歌やバラツキのあるダンスなどテクニカル面で質の低さが見え、さらにNYの少年達ということで「ウエストサイド物語」を意識したような安直さが感じられ、ミュージカルとしてはイマイチ。
ストレートプレイも多く特に後半の見せ方はスリルに溢れドキハラの面白さがあり、大人数エキストラや凝った美術・衣装など力も入っていて、ミュージカルである必然性がなく普通のドラマでよかったのでは?と思う。
若きクリスチャン・ベールが初々しいが眼力は今と同じ。
それだけではないと思うが大成する俳優は若い頃から目に特徴のある人が多い気がする。
監督 ケニー・オルテガ
キャスト
クリスチャン・ベール
デヴィッド・モスコー
ビル・プルマン
ガブリエル・ダモン
ルーク・エドワーズ
マックス・カセラ
マイケル・ラーナー
マーティ・ベラフスキー
アーロン・ローア
トレイ・パーカー
アーヴィ・ロウ・Jr.
ケヴィン・タイ
チャールズ・シオフィ
エラ・キーツ
ジェフリー・デマン
デボラ=リー・ファーネス
アン=マーグレット
ロバート・デュヴァル