台風なので一日中家の中で映画鑑賞です。
子供が選んだので久しぶりに鑑賞しました。
クオリティが異常に高いです。
公開当時にも言われていましたがこれ程に戦国時代の合戦を再現しているのは大河ドラマ含めても中々無いと思います。
母衣衆の伝令から螺貝や陣太鼓の音で前進して竹束を運びつつ鉄砲、弓矢、投石で攻撃、近づいたら長槍で刺したり振り回したりするのではなく上から叩きつけて相手を崩すという流れが素敵です。
正直「クレヨンしんちゃん」としてはどうなのかという位に地味です。
おそらく最も人が死ぬクレしん作品ではないでしょうか。
大傑作「オトナ帝国の逆襲」の翌年だから許された作品だと思います。
何回見てもエンディングは泣けます。
現代の倫理観で描かれたキャラが当時を批判する様な時代劇は大嫌いなのですが、今作は現代の幼稚園児という設定ですから許せます。
ラストバトルのしんのすけの啖呵は最高にアガります。
最初は地味すぎるから子供が飽きるのではないかと思いましたが、今作が７歳の息子が初めて泣いた映画になりました。
