【どちらかと言うとタイトル詐欺】
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監督:ロバート・ヒュースト
製作国:イギリス
ジャンル:サスペンス
収録時間:98分
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発掘良品第25弾。タイトル詐欺とはこのことを言うような気もします。なんというか、このようなサスペンス映画に慣れてしまっていたら全くといって目新しい箇所がないように見えます。女子大生がサイクリングでバカンスをしている時になんか起こるのかと思いきや、、いや、大方そうなのですがサイクリングの要素は最初だけです。中盤以降はどこかさっぱりしないB級サスペンス映画であります。
自転車旅行に出かけたジェーンとキャシー。楽しい旅になるはずだったのだが、途中で喧嘩をしてしまい、別行動をとってしまう。そこに迫る強姦魔とは。
BGMは冒頭でも最後でも同じ物なので妙に耳につきます。チープな感じがどことなく良い気もしますが、やはり面白味に欠けます。発掘良品にしては平凡。それこそ、永遠に不気味な輩に追っかけられて、女子大生が自転車で爆走して逃げる展開の方が斬新でもあり面白かったように思えます。
意外にも真面目にサスペンス映画を作ってしまったのが仇となった。見終わって3日ほど経ちますが、心に残るものがほとんどない。そんな映画だったと思われます。如何にもタイトルは面白そうですが、騙されてはいけない気もします。もちろん、サスペンス映画が大好きであればまた一定の満足を得られるかと思います。もっとも、発掘良品と言うからには、世間ではある程度の評価がされているのでしょうが、個人的には少々きつかった一本でございました。
