GaPTooth

39階段のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

39階段(1978年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

原題:The Thirty Nine Steps
原作:ジョン・バカン

物凄く面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
休暇で訪れたロンドンで"英国の機密事項に関わる案件"に巻き込まれたために次から次へと災難に見舞われ続けた不運なハネイの大冒険(笑)

階段-39階段-

1914年の初め、欧州のある国からロンドンに電報が送られた。
内容は『冬眠中のスパイを起こせ』

冬眠中のスパイは3人。
プロイセンの情報局員。
英国の社交界(上流階級)に身を扮していた。

プロセインの情報局員に命を狙われたフランクリン・スカダー大佐が、偶然か?!必然か?!逃げ込んだのはハネイの部屋。

彼らの狙いはスカダーが持っている"ある情報"。
・15日にギリシャの首相カロリデスが暗殺される。
・そうなると英国もフランスも巻き込んでの戦争が勃発すると予測できる。
・15日までに戦争に備える準備をしなければならない。
以上の情報を整理するための時間と安全な場所を確保したいとハネイに話すスカダーだが、ハネイには到底信じられない。

スカダーは、とりあえずハネイの部屋に落ち着いた。

翌朝。
ハイネは明後日スコットランドのストラットハラン村へ帰郷する予定のため、切符を買いにセント・パンクラス駅へ向かう。

ハネイの部屋へ侵入した2人組は、スレ違いで脱出したスカダーを追うが、変装したスカダーには気づかない。
が!牛乳屋さんがスカダーに気付いて声をかけてしまう(。-ω-)アーァ...

追っ手に気づかれたスカダーは"封書"をポストに入れて逃亡🚙=💨セント・パンクラス駅に到着してハネイを見つけ声をかけた瞬間!追っ手にナイフで刺されてご臨終。スカダーが持っていた"手帳"は計りの下へ滑り込む。

スカダーのダイイング・メッセージは『オスト.....オイス...』

もう状況的にはハネイがナイフで刺した犯人にしか見えんからね。捕まっちゃう。

尋問を受けるハネイ。
スカダーから聞かされた話を正直に語るハネイの証言が全て"英国の機密事項に関わる"と判断されちゃう。
ハネイは殺人と反逆罪の容疑者として勾留されることに(;-ω-)ナンデヤネン!

が!裁判所から出てきたところをプロイセンの情報局員らに拉致されて連れ去られてしまう。

『39階段を知っているか?』

ハネイの無実を証明する唯一の証拠は『スカダーの手帳』のみ。

ハネイは逃亡。計りの下から手帳を見つけ出し開いてみるが、ほぼ白紙の手帳には一言『ひなびた村』とだけ記されていた。

( ゚д゚)ハッ!とするハネイ!

( ゚д゚)ハッ!ストラットハラン!

牧師に変装したハネイはストラットハランを目指してGO→
あの時、切符は買ってたからね👍

捜索隊から逃れるために、列車から鉄橋を使っての脱出劇はお見事👏

ストラットハランを目指すハネイを捜索隊が追う。狙撃者にも狙われる。

偶然、狩りをしていたディヴィットたちと出会ったのはラッキーだったね。

で、ここからハネイの大冒険が始まったんだけど、小ネタを挟んだ粋な演出にクスクス(笑)

『オスト.....オイス...』は、
『ポスト・オフィス』だった(笑)
スカダーがハイネに伝えたかったのは、ストラットハランの郵便局に"封書"を送ったよってことだった(笑)

"封書"の中には想像通り"スカダーの手帳"が入ってた。
ほとんどが暗号だが唯一、分かった書き込みは『39階段 11時45分 アリアドネの糸玉』のみ。

すべての舞台は整った。
プロイセンの情報局員は任務を全うするのか?!
英国は彼らの任務を阻止できるのか?!

暗殺予告の時間は刻一刻と迫る。

ギリギリで謎は解明。

39階段は、ローダデールから鐘楼までの階段のこと。つまりビッグ・ベン。
11時45分は、カロリデス暗殺予定時刻。
アリアドネは、ドイツの巡洋艦のこと。
糸玉は、脱出を意味する。

ビッグ・ベンへ急ぐ。

クライマックスはビッグ・ベン。
時計に仕掛けられた爆弾が11時45分に爆発する仕組み。
あと4分しかない。
もう時計を止めるしか手はない。
そう。手で止めるΣ(Д゚;/)/エェーーッ!

時計に張り付くハネイ。
長針にすがり付くハネイ。
長針にぶら下がっちゃうハネイ。
止まったーーっ!(y゚ロ゚)yウソーン!

その間にスパイどもを始末し、爆弾の仕掛けの解除成功( ノ^ω^)ノ人質も救出された(笑)

面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

作品としてはこちらの方が好き。
GaPTooth

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