梅田

フランシスカの梅田のレビュー・感想・評価

フランシスカ(1981年製作の映画)
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正直なところ1回観てもなんのこっちゃという感じではあったが、途中寝ながら最後まで楽しみました。

映画のみかた「モーションとエモーション」濱口竜介+砂連尾理による上映後の映画講座で、いろんなところに目が行くようになった。何度も鑑賞されているとはいえ、砂連尾氏の目には驚かされた。そんなところまで観てるのかと。ラストシーンを例にとれば、手前の人物と奥の人物のコニャックを飲む動作が完全にシンクロしているところ。字幕を追っていると全く気が付かなかった。濱口氏が言うとおり、作家はそこまでをデザインして映画を作っている。そういう意味で、オリヴェイラが映画を作るときの見方で映画を観られたのは良い経験だった。
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