みんなイマイチなのかな、わたしは好きだわ~。
ニューヨークでの高い所からの銃乱射がグッとくる。チャールズ・ホイットマンはテキサス大学の時計台から撃っていたので身を隠せたから、猟友会に撃ち返されても攻防できたけど、NYのあんな見晴らしの良いすぐ撃たれる位置で乱射はしないだろう、ということは思った。飛び降りも豪快。
ラリー・コーエンはやっぱりうまいと思った。街頭のゲリラロケでヘンな反応をしてしまう人がいるのは当たり前で、警察署の描写とかが、貧乏くさいけどまともでさすがだなと。
金色のビカビカの、左下腹部の子宮と直結した女性器?のあるキリスト最高。光すぎてて異様。あそこまでやらないとダメだ。
信仰心が、ああやって人が無残に死ぬ世界を観ていても解けないどころか、これが神の命令になっていくところも含蓄があって素晴らしい。神は、最悪の存在じゃないか。
ラスト、その後の字幕が入るのが『アンブレイカブル』を思い出した。シャマランはプロデューサーの命令で入れさせられたと言っていたけれど、意外にこの映画の真似なのかもしれない。