「終わりでかっさらって行く系映画」評論家の私からしますと大好物でございます。
本作に完全にやられてしまいました…
ある1人の男が自殺をするが失敗してしまう。一命を取り留めた彼だったが、なんとなんと幽霊が見えるようになってしまう！しかも4人！しかも取り憑かれてしまう！
彼は4人の幽霊たちと過ごしていく中で、少しずつ成長していくと言ったストーリーなのですが…あまりハードル上げるのも未鑑賞の人に勧めるにあたってよろしくないのは分かってるんですけど…もうラスト10分でしょ？ここ凄まじいですよ。このラスト10分で全てを持って行ってしまうパワーたるや…
そこに行くまでは、あ〜なる程〜いい映画だねぇ〜こう言う感じね〜と、そこまで感情を揺さぶられる訳では無かったのですが、このラスト部分で感情をかっさらって行かれました…単純にたった10分間で感情をかっさらって行くって素晴らしくないです？この脚本力に乾杯です。
間違いない良作です。
