このレビューはネタバレを含みます
日々の仕事に疲れ、半身浴と映画で自分時間を取りたくて鑑賞。
今日は何となく長い映画でも観る気だったので ものすごくうるさくて、ありえないほど近いと迷ったけどこちらに。
なんと言うか深いというか奥行きのある映画だなと思った。
老人で生まれ 若返り続けるベンジャミンと、加齢を重ねるデイジー。
本作では時間や人生など壮大なものを複数テーマにしている。
全体を通して、静かに時間が過ぎる綺麗な映画だな。という印象。
鑑賞後に脚本がフォレストガンプの脚本家ということで納得。
主演を務めたブラッド・ピット。かっこいいな〜と思いつつ全世代を1人で演じていたのか、、確かに公開当初のエンタメ番組でそんな話をしていた気がする。
フォレストガンプは個人的にあまり良さが分からなかったが、今作は2時間40分飽きずに見続けることが出来た。
大事件などは特に起きないものの、人生が自分の変化とともに進んでゆく。
その間に様々な人々の死、恋模様などが織り交ぜられ、数々の名言が散りばめられていた。
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「僕の意見だが、なりたい人間になるのに、遅すぎるということはない。僕の場合は早すぎるかな。
やりたいことをやるのにタイム・リミットなんてない。
変わるにしても、変わらないにしてもそうだ。
物事にルールなんてない。最高にも最低にもできる。
君には最高であって欲しいよ。
君には驚くような出来事を見て欲しい。
それまでに感じたことがないことを感じて欲しい。
違った価値観の人たちと出会って欲しい。
誇りを持って生きて欲しい。
もしそうじゃないことと分かったら、またやり直す強さを持って欲しい」