mt

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のmtのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

日々の仕事に疲れ、半身浴と映画で自分時間を取りたくて鑑賞。
今日は何となく長い映画でも観る気だったので ものすごくうるさくて、ありえないほど近いと迷ったけどこちらに。

なんと言うか深いというか奥行きのある映画だなと思った。
老人で生まれ 若返り続けるベンジャミンと、加齢を重ねるデイジー。
本作では時間や人生など壮大なものを複数テーマにしている。

全体を通して、静かに時間が過ぎる綺麗な映画だな。という印象。
鑑賞後に脚本がフォレストガンプの脚本家ということで納得。

主演を務めたブラッド・ピット。かっこいいな〜と思いつつ全世代を1人で演じていたのか、、確かに公開当初のエンタメ番組でそんな話をしていた気がする。

フォレストガンプは個人的にあまり良さが分からなかったが、今作は2時間40分飽きずに見続けることが出来た。
大事件などは特に起きないものの、人生が自分の変化とともに進んでゆく。
その間に様々な人々の死、恋模様などが織り交ぜられ、数々の名言が散りばめられていた。


***

「僕の意見だが、なりたい人間になるのに、遅すぎるということはない。僕の場合は早すぎるかな。

やりたいことをやるのにタイム・リミットなんてない。

変わるにしても、変わらないにしてもそうだ。

物事にルールなんてない。最高にも最低にもできる。

君には最高であって欲しいよ。

君には驚くような出来事を見て欲しい。

それまでに感じたことがないことを感じて欲しい。

違った価値観の人たちと出会って欲しい。

誇りを持って生きて欲しい。

もしそうじゃないことと分かったら、またやり直す強さを持って欲しい」
mt

mt