Yukiko

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のYukikoのレビュー・感想・評価

4.4
2017年11月19日
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2008年制作
監督、デヴィット・フインチャー。

80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく運命の
ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)の物語。

1918年、ニューオーリンズ。
生まれたての赤ん坊が、老人施設の前に置き去りにされた。
施設を経営する夫と妻クイニ―は赤ん坊を抱き上げ、
育てることにしたが、赤ん坊は老人のように皺皺だった。
赤ん坊の名前はベンジャミンと名付けられる。

1930年、入居者の孫娘デイジー(エル・ファニング)
が施設に遊びに来て、ベンジャミンと友達になる。

ベンジャミンが17歳の頃には、若返りを続け元気に
歩けるようにもなり、船乗りになって自立する。
ロシアで滞在したホテルでは、人妻と恋をする。
そして太平洋戦争も経験をする。

26歳になったベンジャミンはニューオーリンズの
施設に帰る。ママのクイニーが喜ぶ。
そして偶然にもバレエダンサーとなったデイジー
(ケイト・ブランシェット)とも再会する。
実の父親が名乗り出る。そして実父の死。
その後、デイジーは交通事故でバレエのできない体になる。
その事故から立ち直ったデイジーとベンジャミンは、
やがて結ばれて娘を授かる。
が、将来を心配したベンジャミンは二人の元を離れ、
一人で世界各国に行き旅を続ける。
その後も、ベンジャミンはどんどん若返っていく・・・


以前この映画を観たはずですが、殆ど記憶になく、
気持ち新たに観て・・・胸が詰まる思い。
設定だけを知ると、若返っていくなんて、そんなこと
あり得ないと思うのですが、この映画を観ていると
それほど変とは思わないから不思議。

ですが病気に対して、病院で診察する場面などない点、疑問。
実際にそのような病気があるのかとネットで調べると、
ある!! 驚き。
子宮内胎児発育遅延や染色体異常によるものだそうな。
しかし、生まれた後、そこから若返るかどうかは謎。
生まれていた時は活動していなかった細胞が年と共に
活性化する!?なんてこと・・・あり得る???

デイジーの子役でエル・ファニングさんが出演をしていた!
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