かやの

ピノキオのかやののレビュー・感想・評価

ピノキオ(1940年製作の映画)
3.0
観る前から苦手な作品なんですが、やっぱりダメだった…怖いんだよな、ピノキオ…

色々コミカルに仕上がってはいるものの、
・なんでピノキオをそそのかす奴らだけ動物なの?(悪人をヒトにするとリアルだからかな…
・なんで少年たちはロバになるの?(「二度と男の子として戻ってこれない」のセリフ的に、私はペドフェリアの人たちに売り飛ばすのかと思った…
・なんでゼペットじいさん急に海に行ったの?(あの世の示唆だろうか…
・結局ジムニークリケットってなぜ必要だったの?ピノキオの「良心」はなぜ別人格に預ける必要があったの?
などなど、疑問が耐えない。それぞれが何の置き換えなんだろうってずーっとモヤモヤしてます。

白雪姫からファンタジアを経て色合いが少しビビッドになったものの、ヨーロッパのおとぎ話調なトーンは相変わらずで、石畳の道・イタリア訛りの男たちがたくさん出てくることを考えると舞台はイタリアなんだろうか。ピノキオって名前も多分イタリアンだよね。

白雪姫もそうだったけど、この時期のディズニーの水の描写はあまり好みじゃないなって。ジブリの水の描写に慣れてしまうと、つぶつぶしてる感じの水の描画には違和感を感じてしまう。

だいぶ教育的な作品だけど、話が話だけに自分の子どもには観せたくないなぁw
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