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トム・ソーヤーの大冒険のtottsunのレビュー・感想・評価

トム・ソーヤーの大冒険(1995年製作の映画)
3.0
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「トム・ソーヤーの大冒険」
舞台は、1840年頃のミズーリ州セント・ピーターズバーグ。
主人公の少年“トム”トマス・ソーヤーが、ミシシッピ川のほとりの自然豊かな小さな町で、“ハック”ハックルベリー・フィンをはじめとする仲間たちとともに、さまざまな冒険を繰り広げる。 
今作の原作児童文学である「トム・ソーヤーの冒険」を読んだため鑑賞。
以前、「東京ディズニーランドにあるトムソーヤ島には何度も行ったことあるのに話ちゃんと知らないな…」と今作を見始めだけど全然話に入り込めずにかなり序盤で見るのをやめた過去あり。
全部見終わってから感じたことは「トム・ソーヤーの冒険」を読んだことある人向けかな…ということ。
キャラクターについては今更だから。とでも言うように何にも説明されないため知らないと置いてきぼりにされてしまう。
更に小説と比べても全体的にとてもぎゅっとしていて、マフ・ポッターの話に重きを置いた印象。
いろいろ端折ったりしてる分、無理やりに感じられるようなシーンも多々あって残念。
どう考えてもあの距離で墓場にいたらバレるだろ。とか…インジャンジョーを死に至らしめるのがとても薄っぺらく感じてしまったり…
ハックも最後は本当にあれで良いのか!?
あとはキャラクターの描き方の問題なのか小説で感じたそれぞれのキャラの印象と違いすぎたりしてちょっと面食らう。
トムは悪ガキなんだけど、ちょっとずる賢いぶん他の子たちを引っ張っていくような知恵だったり力を持っている印象だったのにそういう姿が全然無くて驚き。
そして浮浪児であるハックが金髪サラサラの美少年ってどうなの!?って思ってしまった。
でもこの子見たことある気がする。って思ったら「マイ・フレンド・フォーエバー」のブラッド・レンフロなのね。
そういう感じでツッコミどころ満点の内容のため…もう少しどうにかなったのでは?と残念に思ってしまう。
私的には☆☆☆かな。
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