J四郎

ファイナル・カウントダウンのJ四郎のレビュー・感想・評価

2.5
カーク・ダグラス主演のSF映画。

1980年のハワイ沖を航行中の空母ニミッツは謎の嵐に巻き込まれる。
彼らは無線やラジオ放送を受信するうち、どうやら1941年へタイムスリップしている事に気付く。

カーク・ダグラスはほとんど歴史上の人物みたいなイメージがあるが、なんと99歳でまだ存命らしい。
誕生日が今月9日とあるので、もうじき100歳ってことか!

さて、この映画の設定は、かわぐちかいじのジパングみたいだが、こっちの方が世に出た年代が早い。
80年当時の作品なので、乗組員はアイアイサー!なんて最近聞かない返事を元気よく返す。
懐かしのF14トムキャットもバリバリ主力の時代。
この最新鋭戦闘機(当時)で零戦をいぢめます。

ストーリーは色々あって、歴史を改変してしまうぞ?どうすんねん?的に葛藤する登場人物たち。
・・のわりにはやけにまったりしている雰囲気なのだが。
そして、苦渋の決断を下す!

おお、これ一体どうなるんだ?と緊迫の展開になる終盤!
・・が、なんだか消化不良のまま終わってしまう。
設定上仕方ないとはいえ、途中まで良かったのに残念。
トムキャットの活躍が見れるけど、それならトップガンの方がずっと爽快で面白いはず。
コレは80年代に観た時は結構面白かった記憶があるけど、今みたらちょっと残念ですねぇ。
J四郎

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