真魚八重子

殺人鬼の真魚八重子のレビュー・感想・評価

殺人鬼(1983年製作の映画)
2.7
いずれ観ようと思ってて、ずっと放置していた作品。被害者がブロンソン刑事の娘の友人という、世界観の狭さ。

看護婦寮の大量殺人はリチャード・スペック事件から着想を得ているんだろうか。返り血を浴びないためのマッパの殺人鬼。ブロンソンはどういうつもりなのか、衣服に血痕をつけて証拠をでっちあげたりする。ねつ造がダメなのは承知の上での、犯人を煽るための行動なのかと思いきや、よけい大量殺人を生み出してて引く。
ラストも刑事が一番やっちゃいけないことをやる。そりゃ、『狼をさらば』の人ではあるけれども、法は守ろう。
真魚八重子

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