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タジキスタン国境要塞 アフガンゲリラ 11時間の死闘のmhのレビュー・感想・評価

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ロシア製のシリアスな戦争映画。
イスラム原理主義者が仕掛けてくる戦闘を、耐え忍んだ国境警備隊という史実に基づいたお話とのこと。
味方側であるロシア軍と、どっちにも通じている地元住民と、敵勢力(タジキスタンとアフガニスタンの連合勢力)という三つ巴の構図は、わりとよくある設定。
ロシア(もしくはソ連)が行う戦争は、ほぼほぼロシア(もしくはソ連)が悪いと思いこんでいるので、この映画みたいに、なんの落ち度もなくただ攻められる側というのが意外で戸惑った。
アフガンゲリラということは、かつてはソ連と対立し、その後アメリカと戦うことになった連中が含まれているのかと思ったけど、そのあたりの因縁はフォローしてなかった。
防戦一方になって損耗も激しくなったところで、武装ヘリがきてゲリラを制という、これまた既視感ある展開なんだけど、激しい戦闘が描けているせいか、最後までちゃんと面白い。
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