OASIS

マイネーム・イズ・ハーンのOASISのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
4.2
これは思わぬ掘り出し物。
間違いなく名作の部類に入る。

設定は現代版フォレスト・ガンプといった感じ。
世界的悲劇を引き起こした9.11のその裏にあったある一人の男が、たった「一言」を大統領に伝えるため、魂の旅に出る。

3時間近くと長いがその労力を費やしても観るべき価値は存分にあると思う。

ハーン役のシャー・ルーク・カーンの自然味あふれる演技は、わざとらしくもなく、ただ純粋な涙を流させてくれる。また、各地を訪れる旅出会う人達も非常に魅力溢れる人ばかりで、その演技もまた自然。全てが自然。

性別、宗教、格差、人種等様々な垣根を超えていく主人公の直向きさ、純粋さに心打たれた。
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