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カラフルのbutasuのネタバレレビュー・内容・結末

カラフル(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

キツかった。まず主人公の声優が下手すぎて無理。オーディションとかちゃんとしたの?下手なことに意味があるわけでもなければ、味があるわけでもないし、声が良いわけでもない。純粋に聞き苦しく、観続けるのが本当に辛かった。案内役のプラプラの子も下手。家族の高橋克実、麻生久美子、中尾明慶もみんな下手。さすがにキツすぎるわ。

そして始まった瞬間にオチが分かる親切設計。本当に中身が成人の犯罪者であれば、あんな反応になるわけがない。リアクションが一々思春期の少年なので、「今何を見せられているんだろう」の気持ち。大人の目線で自殺した中学生を見つめる話かと思ったが、ただただ普通に中学生の日常を描くだけだった。一つ一つの悩みは確かに思春期の少年にとっては重大ごとなのかもしれないが、見せ方の下手さも相まって、所詮陳腐で甘えた子供の悩みにしか思えなかった。

キャラクターデザインも苦手な部類で、登場人物の誰も好きになれなかった。原恵一だと思って期待したのが良くなかったかなぁ。
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