ガブXスカイウォーカー

ペナルティ・パパのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ペナルティ・パパ(2005年製作の映画)
3.8
《あらすじ》
フィル・ウェストン(ウィル・フェレル)は、体育会系の父親バック(ロバート・デュヴァル)に鍛えられたにも関わらず運動神経ゼロ。
フィルと妻バーバラとの間に生まれた息子のサムも運動神経ゼロ。しかもサムの所属する少年サッカーチームのタイガースは最弱チーム。一方の父親バックが監督を務めるグラディエーターは最強チーム。
フィルは成り行きでタイガースの監督を任されるが、勝負にのめり込むあまり、優しさを見失い、サムをないがしろにして、鬼監督に変貌していく。そして一年後、タイガースは決勝戦へ勝ち進むほどに強くなっていた。だが自分が父バックと同じあやまちを繰り返していることに気がついたフィルは・・・・。


これは良い掘り出し物。
Filmarksユーザーたちの評価は低いが、脚本は練られており、ギャグも面白いと思う。
ウィル・フェレルは、前半は変人の大人と子供たちに翻弄されまくる姿は情けなくておかしく、後半では全く正反対の鬼監督に変身していつもの痛さ全開で発狂してこれまた笑わせてくれる。
ただ爆笑させてくれるだけでなく、感動もある。親子の対立と和解を描き、そして「一番大事なのはみんなで楽しみながらベストを尽くすこと」を観客たちに教えてくれる。本作はジャド・アパトー製作、ウィル・フェレル主演なのに下ネタが一つもない爆笑ファミリーコメディだ。

日本語吹替え版のウィル・フェレル役は石井隆夫。あまりあっていない。だから3.8点。