プリンス

ジョン・カーペンターの 要塞警察のプリンスのレビュー・感想・評価

4.0
こーゆう映画だったのね!
この邦題は誤解を招きますね。
説明不足のまま暴徒化した街のチンピラ達に襲われて、警察署に立て籠もる人達を描いた警察官や移送中の囚人のサバイバル銃撃戦です。
導入部分は後付けっぽかったり、ツッコミ所多数。とにかく、建物に立て篭る絵が撮りたかったんでしょーな。なんとなく、ナイトオブリビングデッドを思い出させます。
囚人の一人が妙に思わせぶりなセリフをかましたり、事務員?の姐御がいつの間に眼光鋭くカッコ良くなってたり。
そして、その二人の会話が意味もなくやたらとニヒルでイカス!!
2発の弾で、最初の二人を撃て!3人目は、、、、、銃で殴れ!!普通だなオイ!
男が命を賭ける理由は二つあるんだよ!一つは、弱い男を守ってやる事。
もう一つは、、、、、、、、、
言わんのかい!!!
他にも色々と思わせぶりな伏線がありますが、一切回収しません!いいんです。オトナの事情なんです。金が無いんです!
安い、早い、ソコソコ上手い。平日昼間か夜中にやってりゃ、ついつい観ちゃう。そんな感じのオトナ映画ですよ。とはいえ、音楽は正しくジョンカーペンターだし、特有の妙な味わいがあります。好きな人にはわかる映画。一切オススメはしません!
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