けー

ビバリーヒルズ・コップ2のけーのネタバレレビュー・内容・結末

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

トニー・スコット監督作品攻略の一環で視聴。

トニー・スコット監督も鳩飛ばすのが大好きなようでここでも飛ばしまくっております。

ポッポちゃんが爆発の炎に巻き込まれたり突っ込んでくる車にはねられたり踏みつけられたりしないか心配になったくらい鳩が飛びまくっていました。

まぁ、鳩がいそうな場所だから鳩がいたというだけのことかもしれませんが。 

がっちゃんがっちゃんとヤケクソのように車がスクラップしそうな勢いで衝突しまくる団子クラッシュとか、突然ドッカーンと爆発するとか、トニー・スコット監督ってひょっとしてその後のB級映画あるあるの元本をいっぱい生み出したんじゃないかって思ってしまったんですが。

この人の怒涛のカーアクションと爆発につぐ爆発、目まぐるしいまでのカットバックのてんこ盛り。ミキサー車でカーチェイスってもう笑うしかない感じで。

この人なんで「ワイスピ」撮らなかったんだろうっていうぐらい、「ワイスピ」感も感じたり。

あ、でもそう言えば「ワイスピ」は「デイズ・オブ・サンダー」にもインスパイアされていたんだった。これも見なくちゃだなぁ。

この映画の中であと出てきてないのはヘリコプターぐらいかなーって思った途端にヘリコプターも出てきて笑っちゃいました。
やっぱり飛ばさないわけにはいかないんですね監督!

石油の採掘重機のシルエットが赤い画面の中でゆらめくショットも不気味に綺麗で。

一番記憶に刷り込まれたような。

そうそう、ロングコートで銃撃戦スタイルっていうのはいつ頃から生まれたんでしょうか。ビリーが何かの映画のパロディでロングコート着たっていうことは前例があるっていうことですよねぇ...。

けー

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