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デート・ウィズ・ドリューのkieのレビュー・感想・評価

デート・ウィズ・ドリュー(2004年製作の映画)
3.8
一般人のBrianがクイズ番組の賞金$1,100を資金に、自分の長年好きだったDrew Barrymoreとデートをしようという企みを追った映画。ビデオカメラは高くて買えないので、30日の返品期間を利用し、とりあえず買っちゃう。30日後には返品する前提で・・・。友達と協力しながら、つてを使ってドリューに近づこうとする。Brianの中ではSix Degrees of Separationsという仮説が根底に。6次の隔たりというのかな。6人の人を介せば、世界中の人と間接的な知り合いになれるという仮説。なので、6人の人を介し、Drewと会い、デートできると。映画でも、「dgree」という表現を使って進行しています。

6次の隔たりの仮説をこれで証明できたかって言ったら、証明されていないかな。あはっ。無理やりのところや、力ずく、勢い、媒体を介す、あらゆる手段を使っているので、証明にはなっていないが、目的に向けられるエネルギー、こんなにも純粋な気持ちに感服。大人が子供を見るような目でみていました。ばかばかしいけど、なんだかうらやましいような。

"If you don't take risks, you'll have a wasted soul."

これもキーワードになっていてね。ドリューの言葉。徹底してこの言葉を胸に刻んでいたBrianだった。実際にデートできたかの種明かしはしませんが、実にアメリカっぽい作品。
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