TAK44マグナム

巨大クモ軍団の襲撃のTAK44マグナムのネタバレレビュー・内容・結末

巨大クモ軍団の襲撃(1977年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ウィリアム・シャトナー主演の生物パニック映画。
シャトナーといえばカーク船長、カーク船長と言えば「ハロウィン」のマイケルが被っているマスクですが、本作でのシャトナーは田舎に住んでるオッサンです!

ある日、牛が死んじゃってるんで調べたら、どうやら毒で死んだらしいんですね。
しかもクモの毒です。
もっと調べると、普通より強い毒性をもつクモが大量発生していることが判明します。

「巨大クモ軍団の襲撃」なんていうタイトルなんで、どんだけ大きいクモが出てくるんだとお思いでしょうが、普通サイズのタランチュラが出てくるだけです。
ただ、数が半端なく出てきますよ。役者さんは本物のタランチュラに身を任せて死んだ演技をかまします!
役者魂すごい!これをやれって言われても低賃金では出来ません!すごいなあ、プロの役者さんは・・・

とにかく、めちゃくちゃな数で圧倒的なクモたちに囲まれて絶対絶命なシャトナーは、小屋に閉じこもります。
クモが入らないように窓とか隙間を塞いで籠城!
そして、朝になったんで外の様子をうかがってみたら!
な、なんと!
町中のすべてに満遍なく蜘蛛の巣がはってあって、完全にクモ大勝利だったんですね!
もう、そこらじゅう蜘蛛の糸だらけですよ!
みんなエサになっちゃって、シャトナーが呆然として終わるという、伝説のラストシーンが忘れられません!
これは本当に子供心に強烈でして、「ダーティメリー、クレイジーラリー」や「悪魔の追跡」、「蝿男の恐怖」と並ぶほどのインパクトがありました。

映画って本当に怖いですねえ!


テレビ放送にて