きりん

青いガーディニア/ブルー・ガーディニアのきりんのレビュー・感想・評価

3.8
私はお酒に酔って記憶がなくなると言った経験がない。基本的には飲みすぎると頭が痛くなり気持ちが悪くなり寝る😴ちゃんと家に帰って寝る。だから、昨日の記憶がないんよーと言ってる人が羨ましくもあり私も記憶無くしてみたいぜーという願望があったけど、そんなこと言ってられないお酒にまつわる映画だった。

主人公である電話交換手のノーラ(アン・バクスター)は誕生日の夜、朝鮮にいる彼氏に振られ落ち込むも画家のハリー(レイモンド・バー)からの食事の電話について行ってしまう。強い酒を飲んだ挙句彼の家に連れてかれ暴行受けそうになるが、何とか抵抗し逃げるも次の朝ハリーは音楽と共に死体となって見つかる話...♪*゚

抵抗はしたが殺した記憶が全くないノーラが不安と恐怖で精神的にどんどん追い詰められて行く姿が描かれていました。次々と自分へと繋がる証拠品が見つかり捜査の手が忍び寄る。お酒って怖ぇぇ😱w 犯人目線で描かれるためバレやしないかの緊張感がパないです。

そこでキーとなるのがレストランでもハリーの家でも流れる“ブルーガーディニア”🎶という音楽。歌詞の内容がこの事件の皮肉のようでまた面白い。訳すと青いクチナシ。日本ではクチナシは死人に口なしと言う言葉を連想させ怖い意味も。これは日本の言葉遊びなので映画的意味はないだろうけど🙄

ノーラと一緒に同居している2人の女性との掛け合いがコメディ要素があって面白く緩急の付け方バランスも良きです✨中でもクリスタルは魅力的で姐さん肌✨

さらに事件の謎を追い犯人の手助けをしようとする記者ケイシー・メイヨ(リチャード・コンテ)の奮闘ぶりも見逃せない🗞新聞使う手法が上手い。

ラストは想像を大きく超えるものではなかったもののアン・バクスターの魅力と共にニヤリとさせられた😏

お酒が引き起こした殺人事件。
お酒の飲みすぎにはご用心🥃🍸
そう、ここまで読んでくれたあなたの事です笑
きりん

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