さわだにわか

青いガーディニア/ブルー・ガーディニアのさわだにわかのレビュー・感想・評価

5.0
夫の不義により酒だもっと酒を持ってこい状態に陥った可哀想なアン・バクスターの少女的な仕草がキュート。バクスターの憂さ晴らしの相手としてアジアンレストランというかナイトクラブというのかもしれないがその狭いテーブルに巨体をギュッと押し込んでカクテルをチューチュー啜る好色画家のレイモンド・バーもキュートだなぁとニヤニヤ見ているとどんどん話が暗い方向に行ってしまいそうか、これはラングの映画だった…となる。

興味本位で犯人探しに出る新聞記者リチャード・コンテの軽さもかしまし女三人組の掛け合いもユーモラスで楽しいが楽しければ楽しいほどアン・バクスターの孤独が際立つのでなかなか趣味の悪い良い映画とおもいました。
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