木葉

幸せなひとりぼっちの木葉のレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
4.3
何度も涙が出た。嗚咽しそうになった。
映画館は満員だった。
主人公のオーブェは偏屈で頑固で人付き合いを嫌っている。新しい隣人が引っ越して来ることで、彼の生い立ち、生き様が明らかになってくるのだが、本当はオーブェ自身が優しく繊細で、妻の死、父の死などいろいろなトラウマを抱えていることが分かってくる。
人に優しくされ、ハグされ、オーブェ自身も、思いやりを持ち人に対して温かくなる。人は1人では生きられない、周りの人、誰かによって明るくなり助けられると再認識させられる映画だ。
一つ一つのシーンが愛おしい。
木葉

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