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幸せなひとりぼっちのtotoruruのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
3.8
自殺願望を抱える孤独な老人…
本当の彼は…


主人公は『アフター・ウェディング』のロルフ・ラッスゴードが演じるオーヴェ。

厳格で口やかましく、不器用な頑固オヤジだが、妻に先立たれ自殺願望を抱えている。

そんな彼の周りに、賑やかなお隣さんが引っ越してきて状況が少しづつ変わっていく…。


ジャンルはコメディに分類されているようだが、個人的にはヒューマンドラマ時々ラブストーリーだと思う。

自殺願望と書くと悲壮感漂うが、今作では殆ど悲壮感を感じることはない。
そこがコメディに分類される所以か…。


作品としては、

まず隣の奥さんが、明るくポジティブでキュートである。

彼女とその家族たちにより、オーヴェが“幸せなひとりぼっち”へと変わっていくのがホッコリする。


そして、少しづつ語られるオーヴェと亡き妻の思い出がとても心地よく、不器用だけど純粋な愛に温かい気持ちになれる。


「本当に死ぬのがヘタクソね」のセリフから、ラストまでの流れには切なくも感動である。

心温まる良作です。



おまけ

にゃんこが美人のラグドール?で、ちょ〜かわええ〜😆

あと、【アフター・ウェディング】でも思ったけど、ロルフ・ラッスゴード老けてるような気が…
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