「エルム街の悪夢」「スクリーム」のホラー映画の巨匠、ウェス・クレイヴン監督が惜しくも脳腫瘍で亡くなってから、ほぼ1年になろうとしますね。
その中でも、彼が残した作品の「異色作」がこの作品です。
主人公に「アバウト・タイム〜」「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスに迎え、全米では公開時に初登場1位
ながらも、
日本では残念ながら、低予算のためか、劇場公開は見送られました。
しかし「ドリームワークス」のメジャー会社の製作作品でもあり、脚本もよく、監督の巧さが随所に見られ、以外と掘り出し物かもしれません。
タイトルに「パニック」とついていますが、原題が「RED EYE」、「最終フライト便」という意味だそうで、
B級パニック映画ではなく、良質なサスペンス映画です。
ある意味、前半は「ワン・シュチエーション」映画の要素が高く、見ていて緊張感もあり、85分という短さもDVDで見るには
ちょどいいのではないでしょうか?