松岡茉優

下女の松岡茉優のレビュー・感想・評価

下女(1960年製作の映画)
4.4
YouTubeに上がってる日本語字幕付きの本編をずっと観るの我慢してた甲斐があった。ありがとう、ギヨン特集。
ブルジョワ宅に家政婦がやってきてから、家庭の中が狂っていく話。ブルジョワとは言えども、一歩間違えば貧乏人に逆戻りの厳しい生活。思わずヤってしまう夫が最高。あんなに可愛い女の子おったらそりゃあなあ。男の性欲のせいで全てが台無しになり、妻、子供たち、そして家政婦までもが狂っていく。モノとカネにしか興味のない妻がずっとミシンをカタカタやってるのが怖い。クソガキが痛い目見る映画は素晴らしいが、娘が杖をついている設定をもう少し活かしてくれたらもっと良かった。
かなりエグい話ではあるものの、ラストでほっこり。セックスするときは後先考えましょう。
松岡茉優

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