オーウェン

カノンのオーウェンのレビュー・感想・評価

カノン(1998年製作の映画)
3.3
「カルネ」の続編であり、変態性の父が娘を探す続き。

長編になったせいか独白がやたら多く、その意味ではダレ気味なシーンが増えた印象。

ぐろいシーンも減って、何というか普通になった話。
それでも突然なる効果音や、無駄に迫ってくるカメラが緊張感を煽る。

まったく成長しない父親が完全にできており、この男は世界の中心が自分で回っていると思い込んでいる。
だから娘を守るのは俺しかいないという結論が出るのはごく自然。
父親としてはハッピーエンドなのは間違いない。
オーウェン

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