シネフィルmonk

ミッドナイトのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

ミッドナイト(1939年製作の映画)
3.8
『或る夜の出来事』(1934)でオスカー受賞のクローデット・コルベール主演、ビリー・ワイルダー&チャールズ・ブラケット共同脚本のパリ社交界の珍騒動を描いたシチュエーション・コメディ。

モンテカルロのカジノで全財産を失い、パリへとやって来たコーラスガールのイヴ。偶然知り合ったタクシー運転手(ドン・アメチー)と仕事を探すうちに富豪の男爵(ジョン・バリモア)のパーティに参加し、男爵からある計略を持ちかけられる。

フランス出身のコルベールの珍妙洒脱なセンスとバリモアの貫禄の怪演ぶり。際どい場面やセリフもテンポよく進み、こちらもスクリューボール・コメディに属する作品でしょうか✨✨✨🤗。コルベール伝説では右側の自分の顔が気に入らず、左側からの撮影を常に希望していたそうで(滝川クリステルさん真似たのかな?)、確かに左斜めからの映像が多いのに気づかされます。
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