ミッドナイトの作品情報・感想・評価

「ミッドナイト」に投稿された感想・評価

buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
会話中にン?と思ってそういえばここアメリカじゃなくてパリだったわと思い返すことが何度か。
タクシー運転手たちがカッコよく描かれてた点が好感持ったのと別室のトランプに誘った髪ペッタリ撫で付け男が良い仕事してた。
magnolia

magnoliaの感想・評価

4.6
馬鹿々々しくも面白かった、主人公たちは嘘に嘘を重ねながら予想外の展開に必死て対応する

嘘成立のため、表で紳士然としつつ裏で超華麗な対応をするジョンバリモアさんが最高に可笑しい
突然自らの嘘を小暴露する主人公、どうするのかと思いきや究極の狂人設定、その後の周囲のヘンに温かい対応がパンチ効きすぎで笑いを堪えられない
ラストの髭剃りには参った、こんな小道具で大どんでん返しとは!

実は途中で出てくる正直な吐露が意外と胸を突く
離れる若いツバメに対する奥様の正直な返事
" are you jealous? " " ... terribly "
運転手の優しさに素直に応えられない主人公の過去
" it happen with my mother and father, so many worries and quarrels, and they just gave up "

延々の騒動だが内容は上手く繋がっていて、繰り出される次の手に驚きまくっているうちにエンディングという巧みな構成
"Don't forget, every cinderella has her midnight "
ホテルのボーイ「荷物を開けましょうか、マダム」
クローデット・コルベール「クリスマスの前に開けちゃうの?」

意味のないジョークがすばらしく、勢いのあるジョークがそのままひとりあるきして会話の流れを作り出すような愉快な脚本の映画だった。離婚裁判で二人の愛が試されるところなんかも、濱口竜介映画でずいぶん鍛えられてたおかげでリラックスして楽しめました。

あと、シネマヴェーラ特集『名脚本家から名監督へ』のチラシデザインが素敵です。
魔法が解けるミッドナイト、なんといっても題が洒落てる。素直な老人に囲まれてゲラゲラ笑いながら鑑賞する素直な至福。
この女優のどこが魅力的かさっぱりわからない。脚本も強引で解りにくいなあ。直前に観た『レディ・イヴ』が素晴らしかったせいか。見劣り感否めない。残念。2019/8/7シネマヴェーラ
古い映画なのに、後半の弾けっぷりが素晴らしい。
思わず、声を出して笑ってしまった。

裕福層にしれっと入り込むダンサーに、彼女を仲間をうまく利用して探し回るタクシー運転手。
浮気症の奥さんを捕まえるために、ダンサーを利用するお金持ちに、ダンサーに惹かれるお金持ちのぼんぼん。

古き良き時代の松竹喜劇を観ているようだった。
おまめ

おまめの感想・評価

4.1
さすがの脚本

いいですねぇ
このおちゃめなかんじが!

‪嘘が愛おしいね‬

‪好きでもどうにもならないこともあるんだけど‬
‪そこひっくり返しちゃうのが映画よね〜‬
クローデット・コルベール、なんて魅力的なの!
彼女が男爵婦人になりすます話を縦糸に、彼女にほれたタクシー運転手が彼女を探す話を横糸にストーリーが展開して、この2つが交錯する場面が最高に面白かった!

「名脚本家から名監督へ」
rico

ricoの感想・評価

3.4
ワイルダー&ブラケットの書いたロマコメ。話としてはふつうに面白いけど、これといって可もなく不可もなし。
ハイライトの朝食シーンには大笑い。舞台的な演出だが、役者がそれぞれに達者で楽しめる。
コルベールより、嫉妬に燃える脇役メアリー・アスターの一挙手一投足に目を奪われたが、彼女のスキャンダルを明らかに意識した脚本で、ご丁寧に「カフスボタンがどうの」というラインまで有。過去の愛人、ジョン・バリモアと「愛情の冷え切った夫婦」を演じるというキャスティングもエグめで、作品の話題作りへ大いに貢献したことがうかがえる。当時の観客にとっては、彼女こそ実質的な主役だったのかも。
また屈強そうなドン・アメチが失神から弱々しく覚醒するシーンは、映画史上稀に見るセクシーさ。
>|