リチャード・ハリソン vs
倉田保昭の、忍者対決!?
―――ぶははは!残念!!
80年代香港が生んだ魔界企業、
悪徳映画製作会社フィルマーク
謹製、驚異のニコイチ映画を
甘く見てはいけませんぞ!
盗用元(笑)は『至尊神偷』(1984)。
忍者盗賊の倉田保昭と、刑事の
ウォン・タオの追跡劇。
ここに、リチャード・ハリソンの、
過去に嫌気が差して抜け出した
忍者帝国での仁義なき戦いを、
無理くそ捻じ込んだニコイチ作品。
倉田、ウォンとも、元作品では
本格派としてレベルの高い
アクションを披露している。
その功績を傲然と横取りする、
フィルマークの魔の手。☆(笑)
倉田さんは、今作で忍者帝国の
一員という設定にされてしまう!
ウォン・タオも、リチャードの部下
という設定にされてしまう!(笑)
「俺の部署は一致団結が不可欠だ!」
といいつつ、ウォンに仕事をさせ
コニャックで泥酔するリチャード。
ひどい…。
いやぁ~まったく、恐るべし!
ゲルショッカーもデストロンも
ビックリの魔改造、
ニコイチ異次元パワー炸裂だ!!
ぶははは☆(笑)
さて、表稼業の捕り物も無事
(部下の手によって)片付いた。
『至尊神偷』パートのウォン&
倉田さんは、ここでご退場。
ウォンには、電話一本で
「ご苦労」
…それだけで終わり。(笑)
もう、どうでも良いのだ。お前ら
(パート)の役目は終わったの
だから。☆
そんな事より、リチャードには
真の戦いの時が迫っていた。
…そう、
“ニンジャ・サンダーボルト”
からの、挑戦状だ!!
最後の決戦に臨むに当たり、
山頂に駆け上がって刀を抜き、
「ニンジョアァーーーッ!!☆」
と叫ぶリチャードが、めっちゃ
カッコ良すぎて噴飯必至!(笑)
あの、忍者への変身ポーズは
リチャードが考えたのかな…?
ププ♪
真っ赤な“THE END”に、その
震える拳を握り締めろッ!!☆