CHANELの創始者ココ・シャネルの半生を描いた作品。
CHANELのココ・シャネルと言うよりは、1人の女性としてのココ・シャネルの姿が色濃く映し出された作品でした。その中に、彼女の確固たる価値観というか、生き方や考え方やその他諸々の全て、という意味でのスタイルが見えてきて、なんて素敵な女性なんだろう、と思いました。また、これはオドレイ・トトゥの魅力でもあるけど、タバコを咥えながら布に糸を通す姿の、なんという色気。いつか彼女を感じられるCHANELの服に触れてみたいと思いました。
本作はちょっとした恋愛作品としても楽しめます。ココ・シャネルは晩年に当時を「2人の紳士が私の熱く小さな体を巡って競り合っていた」と回想しているそうです。ココ・シャネルは生涯独身を貫いたけど、愛した人はいたんですね。
