グラディエーターのbowzZのネタバレレビュー・内容・結末

久しぶりに再見したけど、史実を理解してから観ると、史実を基にした全くの創作話だというのが分かる。
主人公自体が架空の人物であるし、ここでは名君アウレリウスが愚息のコモドゥスに帝位を継がせるのを嫌ったとしているが、事実はそれとは正反対である。

主人公は暗君コモドゥスを殺害した、剣闘士ナルキッソスをベースに様々なものを入れて創作した、架空の人物である。
そしてそれを復讐モノでありヒーローモノに仕上げているエンタメ映画。

しかしこの時代、コロッセウム（闘技場）での殺し合い見物が市民の最大の楽しみなんだが、つくづく人間の本性は野蛮なものだと思うなあ。ラテン系民族って特にそうではないの、今でも残る闘牛とか。