このレビューはネタバレを含みます
あなたのブリジットジョーンズ
2010年3月26日 20時30分レビュー
2001年作品、原作、製作、脚本へレンフィールディング。監督シャロンマグワイヤ。脚本「ラブアクチュアリー」監督のリチャードカーティス(他一名)。
世界的ベストセラーな本作。今や確実、上品コメディー俳優になってきたイギリスの貴公子、ヒュー様ことヒューグランド。
「モーリス」の頃の可憐さは今やどこに?
彼の人気作として名高い噂。親しみ感じるジャケのブリジットのキャラに期待しての鑑賞となりました。
是非、日本中の女性に見てもらいたい作品です(いきなり大きくでた。)。
ブリジットの仕事、ラブ、日常を赤裸々に描いています。
共感する女性の方がたくさんいらっしゃるんではないかと思いました。
まず、すごいのがなんていっても彼女。レニーセルウィガーが、超必見。
すんごいですよ、この女優力というか、体型も恥部もお肉もみんな見せちゃうわよー、わぁおー的なふくよかさ(笑顔)
彼女のブリジットになりきった姿は久々、女優魂感じましたねー。
映画の質は著しく違いますが
「ソフィーの選択」のメリルストリープ
「モンスター」のシャーリーズセロン
そして「ブリジットジョーンズ」のレニーでしょう、すんごいです。
のち「コールドマウンテン」でアカデミー受賞もレニー、納得納得!
出版社に勤めるレニーの恋に、会社に、友達に、親戚家族にのダイヤリー物語。
彼女の上司にヒューグランド。イケメン、軟派、イケイケセクハラやり手な感じ。
一方幼なじみにコリンファース。ぶっちょうずら、唐突な感じ、ださい、不満タラタラな感じ。彼女のラブな日記の行方はいかに?
女性の秘められた恥ずかしく、孤独な部分をレニーが全身でユーモラスに演じています。皮肉で自分を包みながらもめげずに行くブリジットにきっとキュンキュンする事間違いなし。
バニーにコスプレしたお胸の盛り上がりを見て、完全「私、女優よぉー」という肉体派メッセージをビンビンかんじました(笑)
ラストの扮装大爆笑、だけど綺麗なスノードロップ。
レニーは、実際はアメリカ人。実際出版社に勤め、欧州に住んで、英国なまり指導のもと習得。さらっとやってますが、すご過ぎます。
特典映像でアメリカ人なんだとわかります。そこがスゲー。
あなたの中の「ブリジット」がここにいる。確かにチョイめぐまれてる?ようにも見えますが、ブリジットの孤軍奮闘とヒュー様、コリンでゆれるラブ模様を是非ご覧ください。
音声解説がラブコメなのについてるあたしが人気の証ですね!
追伸
ダイアナロスの自分が好きなナンバー「エイノーマウンテンハイイナッフ」がラストしつこく三度も盛り上げる選曲にニヤリ。