ラジオのDJである主人公と、そこに寄せられるリスナーからの電話を通してゾンビで溢れかえった町の状況を描く。
その斬新なアイディアもさることながらゾンビ物にしては珍しく銃でドンパチする描写も皆無に等しい。
ゾンビよりも人間ドラマに焦点を置いているのかと思いきや、主人公も声が渋いだけで登場人物やリスナーとのストーリー性も感じられない。
ラジオ×ゾンビという全くストーリーの予想ができない未知の領域を映画にしようとした心意気と、「バイオハザード」シリーズやロメロなどが偉大であったことを再認識させてくれる点では評価できる映画であった‥‥