《あらすじ》
マサチューセッツ工科大学を卒業したものの、今はレンタルビデオ屋で働くマット（トファー・グレイス）。ある日、双子の姉ウェンディ（アンナ・ファリス）の婚約者主催のパーティーで高校時代に憧れていたトリー（テリーサ・パーマー）と再会した彼は、つい一流金融企業「ゴールドマン・サックス」で働いていると見栄を張り、セックスする。だが本当のことを打ち明けた途端にふられてしまい、男らしさを見せようとヤケで巨大なボールの中に乗って転がるゲームに参加。結果、命を落としかけるものの、トリーに勇気を認められて、愛を得るのであった。
20代の若者たちの乱痴気パーティをハチャメチャ気味に描いており、それなりに楽しめる。ちゃんと、夢と希望を捨てないことの大切さを訴えてもいる。決して大きなインパクトはないけど、この手の青春コメディを好きな人ならば観ても損はないだろう。
おかしかったのは劇中でトファー・グレイスとテリーサ・パーマーのやったペニスゲーム。「ペニス」と交互に少しずつ声を大きくしながら言いあい、恥ずかしくなって言えなくなった方が負け。これに勝てればたいていの辛いことは開き直って乗り越えられるそうだ。本当はテリーサ・パーマーに「ペニス」と何度も叫ばさせたかっただけじゃないのか？
