カンパッチー

ライラにお手あげのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ライラにお手あげ(2008年製作の映画)
3.3
出会って直ぐに入籍して新婚旅行中に相手の嫌なところがどんどん露見していくというひと昔まえに日本でも流行語になった成田離婚みたいなお話にブラックジョークと下ネタたっぷりな作品です。

まぁライラも入籍するまで借金とか昔ヤク中だったとかセックスがアグレッシブルすぎるとか色々黙っていたのはひどいけど、ベン・スティラーのそれを超えるクズさよ!ベン・スティラーの演技で憎めない感じだけど、新婚旅行中にミシェル・モナハンに夢中になってしまうのはクズすぎるなぁ、、いや、クズというより間の悪い、タイミングをしくじりまくる男なのかな?本当の恋を見つけたと思ったら、ラストのまさかすぎるオチもかなりのブラックジョークでした。

ライラ役のマリン・アッカーマンのキレイなのに鼻から色んなものを飛び出したり、馬とまでセックスをしたりという体を張った演技はなかなかすごかったです。特典映像の撮影中のハロウィンパーティーみんな楽しそうでピーター・ファレリー監督のフラッシュダンスのコスプレなど映画よりそっちをメインで観たかった‎…!