このレビューはネタバレを含みます
オーストラリアのいけにえ
2010年1月8日 19時06分レビュー。
2005年作、オーストラリア産、日本未公開DVDスルー。脚本監督グレッグマクリーン。
裏ジャケにはPG-15。
お気にレビュー様々のレコメンノーマーク作品。
いやー素晴らしいレコメン感謝です!
昨年見たスペイン産「屋敷女」もそうでしたが、
シンプル、
スラッシュ、
そして広大なオーストラリアの大地に舞ういけにえのバックパッカーの消失風景。
監督が景観美と殺傷美をまるで同等比較するようなビジュアライズの素晴らしさ。
話は単純。
ザックリ説明すれば「悪魔のいけにえ」
まさしく「オーストラリアのいけにえ」です。
サムワーシントン似の地元男、
二人の英国女性。
か細い女性の方の素晴らしい叫び
血がオレンジに包まれる鮮烈な鮮血美。
グロイシーンほどほどです。
適度な緊張、
監督の狙ったかのような自然に揺らぐ傷だらけの人間。
太陽、暗闇、懐中電灯、エンジン音、犯人像、素晴らしい王道ぶりなホラーです。
ヒロイン二人の演技、シンプルな音、DVDジャケもよし。
正当なスラッシャー映画として良かったです
一挙手一殺戮に集中する間の持たせ方が秀抜でした。
先日見た日本の「グロテスク」に似てなくもないですが、
此方の方が殺美的な雰囲気と編集があります。
皆様も旅先ではきおつけよう!ラ
スト付近の普通のカンガルーが妙に恐怖
こわいシンボルに見えたのが本作の素晴らしい所であります。