「コウモリです、キャスパー博士。
コウモリですよ。」
テキサス州 ギャラップ。
月の綺麗な夜に一台の車がやって来ました。乗っていたのは若いカップルです。その内に何かが腕に触れました。それは…
ウィルス実験で進化したコウモリが人を襲うというストーリーです。
この映画のコウモリは知性を与えられ、世界のどこでも耐久出来る進化を得た特殊なコウモリたちです。
コウモリは不気味ではありますが、小さいのでそれなりの怖さしか出ないように感じましたが、コウモリの襲ってくる様は大きな音と共に画面にupされたりと工夫されていて、思わず目を伏せてしまうシーンもあります。
大群コウモリたちの襲ってくる様はヒッチコック監督の名作 鳥を思い出させます。
B級映画だと斜めに観ていましたが、けっこうパニック・ホラー映画としては面白くみられました。
ただ、ストーリーがウィルス感染や動物モノのパニック映画にありがちな、数人の博士たちがコウモリ退治に繰り出すというもので、その展開は読めてしまいます。
演出が工夫されていて、まあまあショッキングな映像はあるけれども、ストーリーは展開が読めてしまうB級映画という感じです。
「あなたはコウモリの知性を高めた…。」