あざらし

BATS 蝙蝠地獄のあざらしのレビュー・感想・評価

BATS 蝙蝠地獄(1999年製作の映画)
3.0
「コウモリです、キャスパー博士。
コウモリですよ。」

テキサス州 ギャラップ。
月の綺麗な夜に一台の車がやって来ました。乗っていたのは若いカップルです。その内に何かが腕に触れました。それは…

ウィルス実験で進化したコウモリが人を襲うというストーリーです。

この映画のコウモリは知性を与えられ、世界のどこでも耐久出来る進化を得た特殊なコウモリたちです。

コウモリは不気味ではありますが、小さいのでそれなりの怖さしか出ないように感じましたが、コウモリの襲ってくる様は大きな音と共に画面にupされたりと工夫されていて、思わず目を伏せてしまうシーンもあります。

大群コウモリたちの襲ってくる様はヒッチコック監督の名作 鳥を思い出させます。

B級映画だと斜めに観ていましたが、けっこうパニック・ホラー映画としては面白くみられました。

ただ、ストーリーがウィルス感染や動物モノのパニック映画にありがちな、数人の博士たちがコウモリ退治に繰り出すというもので、その展開は読めてしまいます。

演出が工夫されていて、まあまあショッキングな映像はあるけれども、ストーリーは展開が読めてしまうB級映画という感じです。

「あなたはコウモリの知性を高めた…。」
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