VHSが30万円以上の金額で取引されたことがある作品。内容的にはそこまでの価値があるとは思えませんでしたが、吸血鬼好きな方やゴシックな雰囲気が好きな方でしたら一見の価値はあるかも？

あらすじ…
ニーベルングの指輪というお宝がドラキュラ城にあると確信した考古学者で双子の兄弟。弟が指輪を探しにドラキュラ城に行くというので、「じゃあ俺も！」ってな感じで先に兄がお城に到着。従者に出迎えられ、出先から帰ってきた伯爵夫人に歓迎される…。そして、少し経って遅れて弟が到着。伯爵夫人に兄のことを聞くと、調査が終わってもう帰ったというが…という話。

アレキサンダー、ジンギスカン、イワン雷帝が身につけたと言われ、強大な力が備わってるとされるニーベルングの指輪。吸血鬼を寄せ付けないとされるピズズ神のお守り。50年に一度、付近の町に住む処女5人がドラキュラ城に連れ去られるという古からの言い伝え。常に主人公兄弟につきまとう謎の男。特にニーベルングの指輪とかピズズ神のお守りとか、厨二心をくすぐる感じがワクワクしますよね？？私だけかもですが…(^_^;)

そんな感じで、ワクワク？する要素を散りばめつつ物語が展開するうえに、ゴシックな雰囲気が漂っていて、中盤までの期待度はかなり高いです。

大筋としてはドラキュラ復活を目論む伯爵夫人とそれを妨げようとする主人公の対決。上に挙げたそれぞれの要素をしっかり消化しつつ物語が進むという点では丁寧なのですが、盛り込みすぎなためか、中盤以降がゴチャゴチャしてしまっているのが非常に勿体無い。行き当たりばったりで物語を繋げたような乱雑さが気になりました。

それに無駄にエロシーンが長い（笑）伯爵夫人が美人なので、それはそれで良いんですがね(#^.^#)中でも全身血まみれの妖艶な美しさはまるで絵画のようで素晴らしい！あと、5人の処女のくだり（タイトルになっているデビルズウェディングナイト）もあるのでおっぱい率は高めです！

期待してたほど面白くはなかったんですけど、多分今後見れないだろうな〜と思ってた作品なので、見れて本当に良かったです♫

• #ホラー映画と怖い映画
• #こんなのあるよ！だってVHSだもん☆

ジョー・ダマトも監督として参加しているゴシック・ホラー♡♬*ﾟ

魔力の指輪vs魔除けの闘いクソワロタ。全裸で血を浴びるロザルバ・ネリがエリザベート・バートリっぽく妖艶で美しい。処女の服を脱がし乳を揉む儀式なんなん？城にいる大半が生気の抜けたゾンビのようでオモロイ。吸血鬼も出てくるわ結構ハチャメチャで結構シュール。ちゃんとホラーをわかってる終わり方なのもナイス。

• #70年代
• #イタリア
• #ゴシック
• #吸血鬼
• #ホラー★
• #vhs★
• #ジョー・ダマト

ニーベルングの指輪はドラキュラ城にあるはず！　双子の兄弟の一方が城に行ってみると、50年に一度のデビルズ・ウェディング・ナイト、5人の処女を生贄にドラキュラ伯爵を蘇らせる日が間近に迫っていた。
ギャラ節約以外にこれといった効果を上げていないマーク・ダモンの双子設定が余計。あんなつまらないヒネリなしに別人が演じれば良い。ニーベルングの指輪も勘違いとしか思えず、持ってんだったら、ドラキュラたち、あんな田舎に引っ込んで何やってんだって話だ。演出にこれといった美意識も見当たらず、思いつきを並べただけの筋は時間とともに酷くなる一方だ。バートリ風に血を浴びたりもする吸血伯爵夫人ロザルバ・ネリのヌードが、唯一の存在意義になってしまっている。

追記。双子の兄弟の会話の中で、そんな指輪なんてワーグナーの歌劇の中にしか存在しないという台詞が出てくるが、後にヘルツォーク『ノスフェラトゥ』(1979)が、ジョナサンがトランシルヴァニアへ行くくだりでワーグナーの「ラインの黄金」を大々的に使っていたのを思い出した

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