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娼婦ケティののんchanのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
3.9
ヴァーホーヴェン監督にハマり、立て続けて5本(トータル7本鑑賞済)観て来ましたが、SFは苦手なので、これで一休みします😁

監督がルトガー・ハウアーを配しての2作目で実話物です。
Neel Doffの回想録が原作。


19世紀末のオランダ。
貧乏子沢山の一家が職を求めてアムステルダムへ移り住んで来る。
その家は地下にありネズミの棲家同然。雨水が浸水する酷い場所だった。
父親が失業し、姉が娼婦になるがお払い箱。姉より美しいケティ(モニク・ヴァン・デ・ヴェン)は鬼のような母親から強制的に身売りをさせられる。
しかし、ひょんなことで出会った優しい画家から絵のモデルを依頼される。画家の友人で遊び人の銀行家(ルトガー・ハウアー)に気に入られ、お互い飽きるまでの条件で同棲することに...しかし、画家は結婚してしまう。
その後、捨てられても成り上がって行く、肝の座った逞しいケティの姿がありました。


『ベネデッタ』に出てきたトイレシーンがここでもあります。
売春の汚らわしい現場、ヌード、ルトガー・ハウアーは残念ながらボカシでしたが脱いでます。
もっとも監督らしいシーンは、ケティが壁に手で影絵遊びをしていると...そこに映り込む影の形は男性器で🫢

50年前から一貫して変わらないエロ描写だらけ。もう感服でした😄



※クリームちゃん、ありがとう❣️監督の原型を観れて良かった✨
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