ぶみ

トランザム7000 PART 3のぶみのレビュー・感想・評価

トランザム7000 PART 3(1983年製作の映画)
3.0
ディック・ローリイ監督、ジャッキー・グリーソン主演によるアクション・コメディで、『トランザム7000』シリーズの第三弾。
賭話を持ちかけられた保安官ジャスティスが、走る広告塔としてマイアミからテキサスまでパトカーで走る姿を描く。
第一弾、第二弾は過去何度も観た作品であったものの、本作品の存在は知らなかったため、調べたところ、どうもシリーズのスピンオフ的な位置づけらしく、日本では未公開であった模様。
そのせいか、監督も変わり、バート・レイノルズ演じる前作までの主人公バンディットは回想シーンでしか登場せずに、主人公はコメディリリーフであったグリーソン演じるジャスティス保安官とした挙句、バンディットの相棒だったジェリー・リード演じるスノーマンがバンディットに扮するというグダグダぶり。
ただ、やってることは結局同じであるため、新鮮味は皆無である反面、カーアクションはそれなりに楽しめたところ。
また、KKKに襲われたり、怪しげなモーテルが登場したりと、若干ながら過激さはアップ。
『トランザム7000』と銘打っておき、原題でも第三弾としておきながら、レイノルズが出演しないのはどうにも納得できず、日本未公開となったのも頷ける一作。

白人の旦那が黒人になったぜ。
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